リヤドで10月20日、弾道ミサイルによる攻撃があり、これに使われた発射台は破壊された。サウジ通信(SPA)が伝えた。
イエメン復権連合軍の公式報道官、Turki Al-Malki少将は、テロ組織フーシ民兵が同日のリヤド攻撃で使用した弾道ミサイル発射台を破壊したと述べた。SPAによると、発表はリヤド発、現地時間20時50分(GMT17時50分)に配信された。
発表が示したのは、攻撃に使われた発射台を破壊したという事実だ。発射台の位置、破壊の手段、時刻、攻撃に使われたミサイルの種類や数、着弾地点、被害の有無は明らかにしていない。
リヤドはサウジアラビアの首都であり、王宮や政府機関、外国公館、経済の中心機能が集まる。首都への弾道ミサイル攻撃となれば、国内の安全保障だけでなく、外国企業や在留外国人、空港や金融市場にも影響が及ぶ可能性がある。今回の発表は、攻撃そのものの被害ではなく、攻撃手段の一つを無力化した点に焦点を当てている。
イエメンでは2015年以降、サウジアラビア主導の連合軍が、イエメンの正統政府を復権させるためとして軍事作戦を続けてきた。フーシ民兵はイエメン北部を拠点に、サウジアラビア領内や紅海方面へミサイルや無人機による攻撃を繰り返してきたとされる。連合軍はこれまで、発射台や貯蔵施設、無人機の拠点を標的にしたと発表してきた。
今回のSPAの短い発表は、攻撃の詳細ではなく、連合軍側の対応の結果を伝えるものだ。フーシ側が攻撃を主張したかどうか、連合軍が攻撃をどの時点で探知したか、迎撃が行われたかどうかは、この発表からは分からない。リヤドのどの地域が対象だったのか、市民生活に影響が出たのかも触れていない。
弾道ミサイル発射台は、移動式であれば発射後に位置を変えられるため、探知と破壊は容易ではない。連合軍が発射台を破壊したと発表したことは、攻撃の再発を防ぐ狙いがあるとみられる。一方で、発射台がどこにあり、どのように破壊されたのかが示されなければ、発表の内容を独立に確認することは難しい。
サウジアラビアでは、首都を含む各地でミサイルや無人機による攻撃がたびたび報じられてきた。空港や石油施設が標的になった事例もあり、防空体制の強化が続いている。今回のリヤドへの攻撃は、首都の安全をめぐる懸念を再び呼び起こすものだ。
SPAの発表は、攻撃の時間帯を「today’s attack」と記すのみで、日付は10月20日とされている。現地時間20時50分の配信であり、攻撃が同日のいつ起きたのかは明らかにしていない。被害の状況や負傷者の有無、ミサイルが迎撃されたかどうかも示されていない。
連合軍の報道官が名を出して発表した点は、事態を重く見ていることの表れだ。Al-Malki少将はこれまでも、フーシ民兵による攻撃や連合軍の作戦について説明してきた。今回の発言も、連合軍が攻撃を把握し、対応したことを示すものと受け止められる。
イエメン情勢をめぐっては、国連や地域諸国による和平に向けた動きが続いてきた。しかし、ミサイルや無人機による越境攻撃が続けば、停戦や協議の環境は不安定になる。今回のリヤド攻撃は、そうした懸念を裏付ける出来事となる。
今回の発表で確認できるのは、リヤドへの弾道ミサイル攻撃があり、それに使われた発射台が破壊されたという点だ。攻撃の規模、被害、発射台の場所、破壊の方法、フーシ側の反応は示されていない。続報でどこまで明らかになるかが焦点となる。
連合軍は何を発表したか。 イエメン復権連合軍の公式報道官Turki Al-Malki少将は、テロ組織フーシ民兵が同日のリヤド攻撃で使用した弾道ミサイル発射台を破壊したと述べた。SPAがリヤド発で伝えた。
発表はいつ、どこで出されたか。 SPAによると、発表はリヤド発、現地時間20時50分(GMT17時50分)に配信された。日付は10月20日とされている。攻撃が同日のいつ起きたかは示されていない。
攻撃の被害は明らかになったか。 発表は発射台の破壊に触れるのみで、着弾地点、被害の有無、負傷者、迎撃の有無を明らかにしていない。リヤドのどの地域が対象だったかも示されていない。
発射台の場所や破壊方法は分かるか。 発射台の位置、破壊の手段、時刻、攻撃に使われたミサイルの種類や数は発表に含まれていない。独立した確認は難しく、続報が焦点となる。
フーシ側は攻撃を主張したか。 SPAの発表にはフーシ側の主張や反応は含まれていない。攻撃を主張したかどうか、連合軍がいつ探知したかも示されていない。