サウジアラビアのハーリド・ビン・サルマン・ビン・アブドゥルアジズ国防相は2026年11月2日、日本の小泉進次郎防衛相と電話会談を行った。会談では両国の軍事・防衛協力が評価され、その強化方策が協議された。
サウジ通信(SPA)によると、会談は同日実施され、両国間の「友好的な」関係の下で軍事・防衛分野の協力が称えられた。SPAは会談の具体的な時刻や所要時間、通話の形式について詳細を明らかにしていない。
会談ではまた、地域の安全保障と安定を達成するための取り組みを支援することの重要性が強調された。SPAはこの点について、両国が地域情勢をめぐって認識を共有したと伝えている。
さらに会談では、フーシー民兵がサウジアラビアに対して行っているテロ攻撃が非難された。SPAは攻撃の具体的な日時や場所、被害の状況には言及していない。非難の文言も、両国が共同で表明したのか、それぞれが述べたのかは明らかにされていない。
サウジアラビアと日本は長年にわたり、エネルギーや経済分野を中心に協力関係を築いてきた。防衛・安全保障分野での対話は、こうした関係の広がりを示すものだ。今回の電話会談が、両国の防衛協力の具体的な枠組みや新たな合意につながるのか、注目される。
サウジアラビアは紅海やペルシャ湾岸の安全確保に加え、イエメン情勢をめぐる緊張への対応を続けている。フーシー民兵による攻撃は、サウジ領内や周辺海域の安全保障に影響を及ぼしてきた。今回の非難は、こうした状況を背景にしたものだ。
日本は中東地域の安定が自国のエネルギー安全保障に直結するとの立場から、外交・防衛両面で関与を続けている。小泉防衛相が就任後にサウジ側とどのような対話を重ねるかは、日本の防衛外交の方向性を占う材料にもなる。
SPAの短い発表からは、会談で協議された協力の具体策や、今後の日程、作業部会の設置の有無などは読み取れない。両国が防衛装備や共同訓練、情報共有のどの分野を優先するのかは示されていない。
今回の電話会談は、サウジアラビアと日本が防衛分野の対話を継続していることを示す一方、発表された内容は限られている。地域の安全保障環境が流動的な中で、両国が次にどのような形で協力を具体化するのかが問われる。
会談を行ったのは誰か。 サウジアラビアのハーリド・ビン・サルマン・ビン・アブドゥルアジズ国防相と、日本の小泉進次郎防衛相だ。SPAによると、会談は2026年11月2日に電話で行われた。
会談で何が協議されたか。 両国の軍事・防衛協力が評価され、その強化方策が協議された。加えて、地域の安全保障と安定に向けた取り組みを支援する重要性が強調された。
フーシー民兵について何が述べられたか。 会談では、フーシー民兵がサウジアラビアに対して行っているテロ攻撃が非難された。SPAは攻撃の日時や場所、被害の詳細には言及していない。
会談の具体的な成果は示されたか。 SPAの発表は短く、協力の具体策や新たな合意、今後の日程は示されていない。共同声明の形式や非難の表明方法も明らかにされていない。





