カシム大学が、UI GreenMetric World University Rankings 2026の中央・西アジア地域で3位に入った。同大学のMohammed bin Fahd Al-Sharikh学長は2026年10月5日、この順位を称える認定証を受け取った。授与式はブライダで行われた。
サウジ通信(SPA)によると、式にはカシム大学の事業開発・地域連携担当副学長Majid Al-Enazi氏も出席した。SPAは認定証を授与した団体や式の詳しい次第については伝えていない。
この地域3位は、同大学が2026年版で示した成績の上に積み重なるものだ。サウジ国内の大学の中では1位、世界では39位に位置した。国内1位と世界39位という二つの数字は、地域順位と並べてどう読むべきなのだろうか。
SPAは、この結果が同大学の取り組みを反映したものだとしている。内容は、持続可能性の実践を統合し、環境面と制度面の持続可能性の取り組みを支える環境を育むことだ。大学という組織が環境負荷をどう管理し、それを教育や運営の日々の実践にどう結びつけるかという問いが、ここには含まれている。
UI GreenMetric World University Rankingsは、大学のキャンパス運営と環境への姿勢を指標で比較する国際的な順位付けとして知られる。2026年版でカシム大学が国内1位、世界39位、中央・西アジア地域3位という三つの位置を得たことは、単一の順位ではなく複数の尺度で評価されたことを意味する。同じ大学が地域で3位、世界で39位、国内で1位という結果を同時に受け取るとき、その差は何を物語るのだろうか。
地域という括りは、比較の相手を変える。中央・西アジアという広い範囲で3位に入ることは、世界順位だけでは見えにくい地域内での位置を示す。国内で1位という結果と合わせて読むと、サウジの大学群の中での先行と、地域の大学群の中での上位が重なっていることが分かる。国内の競争と地域の競争は、同じ大学にとって別の意味を持つのではないか。
持続可能性の実践を統合するという表現は、具体的な施策の名前を挙げてはいない。SPAは、どのような設備投資や教育プログラム、運営改革が順位に結びついたのかを列挙していない。それでも、環境と制度の両面の持続可能性を支える環境を育むという説明は、大学の役割を教育と研究だけでなく、組織運営の姿勢にまで広げて捉えている。大学の持続可能性は、キャンパスの内側だけで完結するものなのだろうか。
認定証の授与という出来事は、順位そのものとは別の意味を持つ。外部の評価を組織内で共有し、学長以下で確認する場として式が機能したことが、出席者の顔ぶれからうかがえる。事業開発・地域連携担当の副学長が同席した点は、評価が地域との関係を含む大学の活動全体に及ぶことを示す。順位を得た後に、大学はその結果をどう次の実践につなげるのだろうか。
2026年版という年次は、評価が毎年更新されることを前提にしている。今回の国内1位、世界39位、地域3位という位置は、次回の版で維持される保証はない。順位を保つことと、実践を深めることのどちらが大学にとって本質的な課題なのか。年ごとの比較の中で、大学は何を積み上げていくのかが問われる。
SPAの伝える範囲では、順位の算定方法や評価項目ごとの得点、他のサウジ大学の順位は明らかにされていない。中央・西アジア地域で3位に入った大学の顔ぶれも示されていない。分かっているのは、カシム大学が国内1位、世界39位、地域3位という三つの位置を得て、学長が認定証を受け取ったという事実だ。数字の背後にある評価の中身は、今後の発表を待つほかない。
カシム大学は2026年版でどのような順位を得たか。 中央・西アジア地域で3位、サウジ国内の大学の中で1位、世界で39位となった。SPAはこの三つの順位を並べて伝えている。
認定証は誰が受け取ったか。 Mohammed bin Fahd Al-Sharikh学長が2026年10月5日に受け取った。式には事業開発・地域連携担当副学長のMajid Al-Enazi氏も出席した。
順位は何を反映したものとされているか。 SPAは、持続可能性の実践を統合し、環境面と制度面の持続可能性の取り組みを支える環境を育む同大学の取り組みを反映するとしている。
授与式はどこで行われたか。 SPAは式の場所をブライダと伝えている。認定証を授与した団体や式の詳しい次第については明らかにしていない。