サウジ赤新月社(SRCA)は、ガバナンスと組織開発における成果を上げ、救急サービスの効率向上、緊急事態への対応能力の強化、ボランティア活動の拡大を実現した。
サウジ通信(SPA)によると、2025年度年次報告書において、同社はヒジュラ暦1447年のハッジシーズンに統合的な運用計画を実施した。この計画では、現場展開の強化、救急車両の準備態勢向上、陸海空の各拠点での対応有効化に加え、病院搬送を必要としない症例への現場治療モデルを適用し、巡礼者への迅速な医療提供を図った。
計画の遂行には、最前線の職員および救急救命士3万1千人以上が参加し、直接的な人的資源として6,846人の職員と2,300人以上のボランティアが従事した。設備面では、救急車605台、支援車両2,300台以上、特殊対応車両27台、航空救急機3機を運用し、133の救急センター、71の待機ポイント、14の緊急センターにサービスを配置した。また、現場演習23回とトレーニングプログラム11回を実施した。
ボランティア活動では、1万5,502人のボランティアが32万6千時間以上の活動を提供した。主な取り組みとして、家事労働者向けの「安全な家(Safe Homes)」、職員家族向けトレーニング、飲食施設従事者の窒息対応能力を高める「救助するウェイター(The Rescuing Waiter)」などのコミュニティ・イニシアチブを実施した。また、品質基準を満たした民間トレーニングセンター13施設に適合証明書を授与した。
国際面では、災害管理に関する国際諮問グループの議長を務めることで、人道的なプレゼンスを強化している。
ハッジ期間中の救急体制はどうだったか。 救急車605台や航空救急機3機を運用し、133の救急センターと71の待機ポイントにサービスを配置した。最前線では3万1千人以上の職員と救急救命士が参加した。
どのようなボランティア活動が行われたか。 1万5,502人のボランティアが32万6千時間以上活動した。家事労働者向けの「安全な家」や、飲食業従事者向けの「救助するウェイター」などの取り組みを実施した。
組織運営においてどのような対策を講じたか。 意思決定の迅速化と、運用、物流、計画、管理・財務チーム間の役割統合を保証する組織構造に基づいた統合的なリーダーシップ体制を導入した。